JAIST産学官共創フォーラムでは、通常の定期講演会に加え、社会的関心の高いテーマや重要な技術動向を取り上げる「特別講演会」を開催しています。
令和7年度 特別講演会は、
生成AIの概要とフィジカルAIの現状・今後 ― しくみから実世界への広がりまで ―
をテーマに、国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センターより、上席フェロー 木村 康則 氏とフェロー 茂木 強 氏をお迎えし、ご講演いただきます。
JAIST産学官共創フォーラム会員のみなさまに限らず、一般のみなさまもご参加いただけます(会場・オンライン参加:無料)。
関心をお持ちの多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

JAIST産学官共創フォーラム・令和7年度 特別講演会
日 時:2026年 2月 24日(火)16:00 〜 18:00
※講演終了後、名刺交換会
場 所:北陸先端科学技術大学院大学 金沢駅前オフィス(ポルテ金沢 9階)
およびオンライン(Zoom)
定 員:会場(40名)、オンライン(50名)
参加費:無料
※会場参加、オンライン参加ともに事前申し込みが必要です。
申込方法:こちらの申し込みフォームよりお申し込みください。
申込期限:2026年2月18日(水)
1.講演テーマ
生成AIの概要とフィジカルAIの現状・今後
― しくみから実世界への広がりまで ―
2.開催概要
生成AIは、近年とくに技術的な進展が著しく、社会や産業に大きな影響を与えつつあります。
本講演では、基礎となったAIの歴史や動作原理をはじめ、生成AIの仕組み、現状、そして今後の方向性等について解説します。あわせて、生成AIの重要な応用分野の一つとして注目を集め、ロボットや自動運転などに影響を与えているフィジカルAIについて、現状と今後についてご紹介します。
3.講演
講演1:生成AIのしくみ、実現手法と今後の動向について
講演者:国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター
上席フェロー 木村 康則 氏
概 要:
生成AIの基盤となったAIについて、その歴史と、ニューラルネットワークに代表される基本的な動作原理を解説します。続いて、生成AIを従来のコンピュータシステム上で効率よく実現・処理するための仕組みを取り上げます。コンピュータの内部構造には深入りせず、直感的に理解していただける内容とします。また、近年問題となっている消費電力の増大についても触れます。
さらに、生成AIの及ぼす社会的な影響や、ユーザの立場から注意すべき点についても言及します。
そして、本分野の中心プレーヤーである、米国のGAFAMに代表される企業の動向について最新の情報に基づいて現状を説明し、我が国における取り組みや対応策についての現状をご紹介します。
講演者経歴:
東京工業大学修士了。情報機器メーカー入社。コンピュータアーキテクチャ、スーパーコンピュータ等の研究開発に従事後、米国駐在を経て2017年より現職。その間スタンフォード大学客員研究員、東京大学客員教授等を歴任。博士(工学)。
講演2:フィジカルAIの研究開発動向
講演者:国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター
フェロー 茂木 強 氏
概 要:
生成AIの社会実装として最も注目されている「フィジカルAI」の現状と将来動向を解説します。サイバー空間の知識を扱う従来のAIに対し、フィジカルAIは実世界で身体を持ち、動的に作用する知能です。世界モデルや大規模行動モデルの登場により、AIは物理法則を理解し、未知の環境下でも複雑なタスクを遂行し始めています。
米国によるプラットフォーム戦略や中国の圧倒的量産体制に対し、日本はどのような戦略で巻き返しを図るのか。本講演では、1兆円規模の官民プロジェクトや「AIRoA(AI Robot Alliance)」によるデータ連携、ムーンショット目標といった最新状況を踏まえ、現場の「熟練の技」を武器にする日本独自の戦略を考察します。
講演者経歴:
京都大学理学部卒。総合電機メーカー入社。計算機言語処理系等の開発を経て、情報システム技術の研究開発や事業化に従事。米スタンフォード大学計算機科学科修士課程修了。2013年より現職。
主催:一般社団法人JAIST支援機構
後援:北陸先端科学技術大学院大学
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